脱毛でやけど!?やけどした際の対処法と間違いないサロン選び
脱毛でやけどしてしまう理由
ネットで調べると、脱毛の過程でやけどしてしまったという方の画像がたくさん出てきます。
光脱毛は、メラニン色素に向かって熱エネルギーを照射することで脱毛します。
そのため、場合によってはやけどや炎症を引き起こすリスクがあるのです。
しかし、お肌をきれいにするための脱毛でお肌に傷を負ってしまうというのはなんとしても避けたいこと。いったいどんな場合にやけどや炎症を起こしてしまうのでしょうか?また、やけどなどのアクシデントを避けるにはどんなサロンを選べばいいのでしょうか?
やけどを未然に防ぐサロン選び
最新機器が揃っている
機器が古かったり、どこの機器を使っているかわからないようなサロンは辞めましょう。
古い機器を使っているサロンは、よりよい施術や安全性よりもいかに安く機器費用を抑えるかなどのコストパフォーマンスを優先しがちです。最新機器を使っているサロンを選びましょう。
施術者のレベルが高い
当たり前のことですが、これがとても重要です。
ひとりひとり毛や毛根、肌の状態まで全く違うので、臨機応変に対応してくれるかどうかを見極める必要があります。また、とにかく1人でも多くのお客様を施術するために臨時アルバイトを多数在籍させているサロンもあるので見極めは大切です。
術後ケアの説明が丁寧
カウンセリングでどれだけ脱毛することによるデメリットを説明してくれるかどうか、というのも判断の基準になります。
例えば、脱毛中は日焼けすることはご法度です。施術の際は問題がなくとも、施術後に海に行ったらレーザー脱毛の跡がくっきり出てしまった…等のトラブルは決して少なくありません。
普段から日焼け止めを塗り、美白にこだわっている方なら問題がないかもしれませんが、あまり気にしていない方は知らなかったら大変です。
小さなことでも丁寧につつみ隠さず教えてくれるサロンが信用できますね。
症例が多い
症例が多ければ多いほど、様々なパターンの予測や対処法が豊富だといえます。少しでも安心出来るサロンを選びましょう。
やけどを招いてしまうNG行動
やけどを招いてしまうNG行動といえば、何といっても「日焼け」 です。日焼けをした肌は見た目に関係なくメラニン色素が増えているので、その状態で脱毛の照射を行うと、毛根だけでなく肌自体にもダメージを与えてしまうのです。それ以外にも、通常より脱毛効果が得られなかったり、激しい痛みを伴ってしまったりする可能性もあります。
日焼けをしてから1〜3ヶ月ほどは、施術を断られてしまうこともあります。
また日焼け以外に肌の乾燥にも注意が必要です。普段から気を使っている方であれば問題ありませんが、そうでない方も施術3日前位からは化粧水や乳液を念入りに使い、乾燥状態から脱しましょう。
保湿をすることで、やけどを防げるだけでなく脱毛効果を高め、施術時の痛みが和らぎます。
そして、自分の肌質や今までの肌トラブルの有無をしっかり把握し、細かく施術者に伝えることが大切です。
やけどをしてしまった際の対処法
脱毛後の痛みや、赤みの出具合は人それぞれです。「あれ、何かおかしいな?」 と感じたら、ネットで検索したりする前に、通っているサロンに相談するか皮膚科を受診しましょう。
先程お話した通り脱毛は毛根を焼き切る仕組みなので、皮膚の炎症がおきたり、赤くなってしまうこともあります。ですが、冷却と保湿をキチンと行えば問題ありませんのでご安心ください。
【正しい冷却方法】
・10度程度の冷水で15〜30分程冷やす
・患部に直接水をかけずに、やけどを負った周囲に優しくかけるようにする
・氷や保冷剤は患部に直接あてない
・基本的には流水で冷却をする
・流水での冷却が難しい場合は、バケツや洗面器に水を張って冷やす
・水ぶくれは潰さない
正しい冷却をしても治らないときは、迷わずサロンや皮膚科に相談しましょう!
特に以下の症状が出たときは要注意です。
・じんましんやミミズ腫れができている光脱毛の照射後に、腫れやかゆみを伴う場合
光に対してアレルギーを持っている方は、アレルギーによる反応の可能性もあります。
・水ぶくれができている
光照射後で、痛みを伴う場合、中度の日焼けの可能性があります。
・施術から3日経っても炎症がひかない
皮膚がヒリヒリしている場合、やけどをしている可能性が高いです。
こういった症状がある場合、無理に自分で対処するのは辞めましょう。
やけど跡が残ってしまったら、サロンは保証してくれる?
やけどの跡が残ってしまったり、通院が必要になってしまった…そんな事態が起きたら、まず契約書を確認しましょう。
施術者によるミスの場合、脱毛料金も治療費も負担してくれるサロンもありますが、店舗によって対応はまちまちです。
少し面倒ではありますが、契約の際に契約書はしっかり確認しておくことがベストです。
「万が一の自体が起きた時にどれだけ対処してくれるか?」ということも、良いサロン選びで重要なポイントです。口頭だけの説明で、契約書には補償について何も書いてなければ泣き寝入りになってしまうこともあります。
それでは、やけど跡がひどいけれど契約内容に補償のことが明記されておらずどうしていいかわらない場合の対処法はどうなるでしょうか?
・症例の写真を撮る
・診断書をもらう
・通院の領収書を取っておく
・通院にかかった交通費の領収書を取っておく
以上の4点は、非常に大切になってきます。
これら4点を持ってまずサロンに相談し、もしも何の対処もなければ弁護士に相談するというのも手です。
脱毛にはやけどのリスクがあるということ、日焼けには注意が必要だったり保湿が必要だったりするということ、最新機器を使っているサロンやベテラン施術者のいるサロンを選ぶということなど、トラブルを避けるためのポイントを知っておくことがサロン選びの際はとても重要です。
どれも知っておくことで回避出来ることばかりなので、これを参考に、ぜひ失敗しないサロン選びをしてくださいね☆